1970年代の抱っことおんぶ
- 純子 加地
- 2024年11月20日
- 読了時間: 1分
わたしは、5歳下の弟の赤ちゃん時代をうっすら記憶しています。 針金製の放射状のハンガーに布おむつが干してあった風景とか、離乳食を手づかみで食べていた姿とか、猛スピードではいはいしていた姿とかよみがえります。 移動するときは、素手のだっこか、箱形の乳母車(うばぐるま)に乗せられていました。 いまのコンパクトなベビーカーからは想像がつかないでしょう。 大きな箱の下に台車がつき、箱の中にはふかふかの布、持ち手がついているイメージです。バスや車にそれを乗せるのは無理なので、近所を歩くときくらいしか使っていなかったと思います。 遠くに出かけるときはいつもおんぶされていました。当時はそれが当たり前でした。昔のニュースで町の画像を映していたものでも、おんぶの風景でした。おにいちゃんやおねえちゃんにおんぶされている子もいました。 そのころはアトピーの子なんてめったにいなかったです。
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