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執筆者の写真純子 加地

経費よりも○○を優先した社長さん

わたしが愛用し続けているヘナの会社、(有)IPMの社長さんが、何を大切にされていたか感じられるエピソードを紹介します。

ひとつ前の記事の続きです。 わたしが、ヘナサロンの開業をイメージした時、思い浮かんたのがYさんという美容師さん。

Yさんと連絡が取れたので、ヘナの講習会を受けることが条件で、

美容室を手伝って欲しいとお願いしました。



きっとYさんは内心ビックリだったでしょうね✨✨

子育て業界にいた畑違いのわたしが、美容室をやるなんて、にわかに信じられるはずないのは当然(笑)

Yさんは仕事を探していたタイミングだったこともあり、受講してみるとのこと。

社長さんとMさんにその旨報告したら、

なんと❗️Yさんお一人だけのために、広島まで社長さんが出向いて講習会をしてくださることになったのです。コスパや経費よりも、人材育成を優先してくださったわけです。すごい応援ですよね!




実は、美容業界とヘナの業界は、微妙な関係性です。

美容学校でヘナのことは教えないそうだし、

美容商材のディーラーさんには

オーガニック100%のヘナの知識がほぼないと言っていいでしょう。

ちょっとかじって、あるいはウワサだけで、ヘナはダメだと決めつける美容師さんが一番厄介な存在です。

美容師さんが、お客様に与える影響は大きく、美容業界では、ヘナと化学的なものを混ぜた商品を「ヘナ」だとお客様にお伝えしている可能性のほうが高いと思われます。 「オーガニックヘナ」と「ケミカルヘナ」は別物なのに、一括りにされている実態を知りました。ほぼ変わりないと思われているのかもしれませんね。

「自称ヘナ」のお客様の髪が、明らかに「ケミカルヘナ」ということが時々ありました。発色がオーガニックのものとは違いました。石油系の利権問題をなんとなく感じました。


だからこそ、美容業界の常識から離れることができる美容師さんは貴重な存在。

美容師の発ガン率の高さや、手荒れでの離職率の高さは、大っぴらには語られませんが、不都合な真実。



美容師さんが本物のヘナを正しい知識で伝えたら、世の中の価値観が変わるという期待もあり、美容師さんたちの理解を得ることは、ヘナ業界の悲願‼️ ヘナと、ヘナを愛するお客様の健康を守るために、社長さんはご縁ある美容師さんにヘナを伝えることを重視しておられました。 全国的に正しくヘナを伝えてくださるサロンや美容室が少しずつ増えている時期でもありました。

講習では、社長さんがYさんを立てる姿勢を貫きつつも

言うべきことは言い、どんな質問にも真摯に答えられました。

最初は半信半疑だったYさんに、社長さんは残ったヘナをプレゼントされました。

「しばらく家で使ってみます」と、Yさんはおっしゃり、その日は終わりました。

わたしは、Yさんが美容業界の常識を、突破できることを祈りました。

社長さんから直接学べたYさんも、運がよかったんじゃないかな?


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